≪音楽会≫デラフォンテーヌ&シャモレル ジャパンツアー2015in京都 DELAFONTAINE&CHAMOREL DUO CONCERT [美術館 ARTNEWS アートニューズ]
≪音楽会≫
デラフォンテーヌ&シャモレル ジャパンツアー2015 in京都
DELAFONTAINE&CHAMOREL
DUO CONCERT
撮影 すべて 浦 典子 撮影および掲載許可済
レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展が好評な京都文化博物館。
その別館ホールにて、スイスの「デラフォンテーヌ&シャモレル ジャパン・ツアー2015」の京都来日公演コンサートが開催された。
フルート奏者のクリスティアン・デラフォンテーヌ(Christian Delafontaine)とピアノ奏者のクリスティアン・シャモレル(Christian Chamorel)のスイス最高峰を誇るデュオだ。
この別館ホールは、重要文化財に指定されている明治の名建築・旧日本銀行京都支店というレトロでゴージャスな素晴らしい空間だ。
プログラムはバッハ、メンデルスゾーン、A. フット、シューベルトなどに加え、ベルナール・ライヒェル作曲によるソナタは世界初演だ。
日本人作曲家として初めてユネスコ国際作曲家会議でグランプリを受賞した武満徹の「エア」(Air)をクリスティアン・デラフォンテーヌがフルート独奏した。これは、武満徹の遺作となったフルート独奏曲。ちなみに東京オペラシティのコンサートホールはタケミツ・メモリアルの名を冠している。
彼らのなめらかで張りのある演奏は、観客を魅了した。
この演奏会は、ポール・フィヴァ前スイス大使(Paul Fivat)が、在任中に企画し実現させたもので、当日、夫人を伴って列席されていた。
ディーター・ソンマーハルダースイス名誉総領事(Dieter Sommerhalder)が、開会の挨拶を英語で行なった。
その通訳をしたのは、スイス名誉総領事の長井祐子オフィス マネージャーだ。
英語、フランス語、ドイツ語に長けたかっこいいキャリア・ウーマンだ。パウル・クレー展のことを教えてくれ、スイスと日本の交流を一生懸命考えている様子がうかがい知れ、好感がもてた。
ディーター・ソンマーハルダー名誉総領事は、筆者のインタビューに際し、「1864年に日本とスイスは、最初の修好通商条約が結ばれたことをきっかけに2014年には国交樹立150周年を迎えた。日本にとってスイスはヨーロッパで唯一、FTEPA(Agreement on Free Trade and Economic Partnership)といわれる自由貿易協定(日スイス経済連携協定)を締結している国だ。時間厳守や勤勉というところも、両国は大変似ている。すばらしい建物という抜群の雰囲気の中で、アーティストと近い距離で聞けるという大変ユニークな演奏会だ。すばらしい『アンサンブル』だ。大変楽しませていただいた。観客の皆さまにはスイスのチーズやワインも楽しんでいたけたようでうれしい。」と語った。
()は筆者注。
実は、筆者の母方の祖父は、日本銀行大阪支店に勤務しており、京都支店にも行くことがあったと思うので、雰囲気のよい空間だと言っていただけてうれしいと言うと、「あなたの家族のつながりがある場所なのですね。何かつながりを感じる。」と語った。
この演奏会では、スイスのチーズやワインがふるまわれ、アットホームな雰囲気であった。
ピアノ奏者のクリスティアン・シャモレルは、「観客からは、深い尊敬と愛を感じ、演奏しやすかった。」と大変エレガントな英語で語った。
この演奏会をミホプロジェクトはイタリアのアーティスト、スタジオ・アッズーロや、日本のアーティストを
起用する、アートイベント企画会社だ。
イタリアのダ・ヴィンチ展開催中にこのような他の芸術とのコラボレーションは、大歓迎だ。
ヨーロッパでその昔、行われていた「サロン」のようだ。
「サロン」とは、宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界のことで、主人(女主人も多い)が、文化人、学者、作家らを招いて、音楽を聞いたり、知的な会話を楽しむ場であった。
リッチな雰囲気中、アンコールにも応えてくれ、観客は「楽しかった。誘ってくれてありがとう。」などと言い合ったりして、大変満足そうであった。
日 時:2015年10月27日(火)
開場 18:00 開演 18:30
曲目 : バッハ、メンデルスゾーン、ベルナール・ライヒェル(初演、スイス)、
武満徹(日本)、A. フット、シューベルトより
参加費: ¥2,000
お問い合わせ:075-417-4870(ミホプロジェクト)
会 場:京都文化博物館別館ホール
定 員:200名 *先着順
演 奏:デラフォンテーヌ&シャモレル
主催 : Two Musicians from Switzerland in Kansai実行委員会
後援 : スイス大使館、京都新聞
協力 : 異能工房
☆クリスティアン・デラフォンテーヌ(フルート):
1951年生まれ。現在、イヴェルドン・レ・バン交響楽団の芸術監督を務め、オペラや数々のスペクタクルを実現し、サー・ノリントン率いるチューリッヒ室内管弦楽団とルツェルン祝祭管弦楽団のソロ・フルートを務める傍ら指導にもあたっている。
☆クリスティアン・シャモレル(ピアノ)
1979年生まれ。あらゆるジャンルの音楽を交差させることに重要性を見出し、自らモン・スル・ローザンヌにて室内楽とリートによる音楽祭を立ち上げ成功を収める。ソロ活動のほか世界的な器楽ソリストや声楽家の伴奏も務め、現在スイスでマルチ音楽家として注目を集めている。
☆京都文化博物館別館ホール
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_gallery_hall/exhi_hall
☆スイス名誉総領事館
https://www.eda.admin.ch/tokyo
☆クリスティアン・デラフォンテーヌ
http://www.orchestre-yverdon.ch/?Le_chef
☆クリスティアン・シャモレル
http://www.christian-chamorel.ch
☆ミホプロジェクト
ミホプロジェクト アンテナ 最新情報
http://blog.livedoor.jp/mihoproject
☆今後のツアー予定
10月29日(木)には、奈良県立図書情報館 18:00~ 満席
10月30日(金)ウェスティンホテル大阪 18:00~
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