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岩合光昭写真展 ねこの京都 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

岩合光昭写真展 ねこの京都

 

舞妓さんとじゃれるねこ.jpg[コピーライト]Mitsuaki Iwago

                                           舞妓さんとじゃれるねこ

 

 

                                          

世界を舞台に活躍する動物写真家・岩合光昭。

日本各地で大好評の岩合光昭の写真展、「ねこの京都」が、福屋 広島駅前店において開催中だ。

さまざまな岩合の写真展は、今までに350万以上もの人が鑑賞したという。

 筆者は、岩合光昭の写真と人物に惹かれ、たびたび紹介して来ている。

以下にまとめているので参照されたし。

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B2%A9%E5%90%88

去年、神戸での展覧会の際、筆者は、岩合にインタビューをすることができた。

以下で記しているので参照されたし。

       https://art-news-jp.jimdo.com/2016/03/30/写真展-岩合光昭の世界ネコ歩き/

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2016-03-31

その際、この「ねこの京都」を撮影中であることをこっそり教えていただいた。その前日には、京都に行って来たとのこと。

 また、京都人について、筆者に質問をなさるなど好奇心旺盛だ。

京都の人に本当にお茶漬けを出してもらったそうで、「失敗しちゃったかなあ。」と頭をかいた表情は、少年のようだ。

インタビューというより、素敵なおしゃべりというようなリラックスした空気を岩合は創り出してくれた。

岩合に触発されて、筆者が祇園甲部歌舞練場の庭で子ネコを見つけて写真を撮ったことを言うと、岩合は、「どうしてネコがいるかわかります?」と聞いて来た。

わからない、と答えると、「あの近くにねこ好きの人がいて・・・。」と芸能界にも顔が広い岩合ならではの話を聞くことができた。

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-08-14

 前回の記事では、正式に発表されていなかったので、まだこの展覧会のことを書けなかった。

筆者を信用して教えてくれた岩合に感謝したい。

 

春の京都とねこ.jpg

                                                 春の京都とねこ

 

岩合の作品が好きで好きで会期中何回も展覧会を訪れるという人の話を、筆者は何度も聞いたことがある。

また、ある美術館の学芸員は筆者に言った。

「岩合さんはずるい。あんなに可愛くねこを撮るなんて。」

岩合はずるくはないし、ねこのふところに入りこみ写真を撮るのは並大抵ではない。

ただ、この言葉は最大の賛辞なのだ。

隠れた苦労と根気を見事に覆い隠して優しい写真に仕上げるのは大変むずかしいことだ。

春夏秋冬…移り変わる京都の街。

 

秋の京都とねこ.jpg

                                                   秋の京都とねこ

 

 

お寺のねこ.jpg

                                                       お寺のねこ

 

岩合は言う。

「京都のねこではなく、ネコの京都。 京都ならではのリズムに合わせるようにしたら、体にしみこんで来た。そして、ネコとの距離が縮んで来た。京都は秋が特に美しい。この京都の写真は、思っていたとおりだ。また、違っていたわとそれぞれの人が感じていただければうれしい。」

 京都らしく芸舞妓とねこの作品が美しい。

 浮世絵師の歌川国芳や月岡芳年もねこと美人を描いている。

 岩合の頭の中にこれらの絵のイメージがあったのかもしれない。

お見逃しなく。

紅葉とのコントラストが美しいねこ.jpg

                                紅葉とのコントラストが美しいねこ

 

また、会場併設のグッズコーナーでは、写真集やオリジナルグッズなどあり。

2017年秋には、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』が全国で 公開された。

☆岩合光昭の挨拶文

ねこを通して京都を見る。

京都の風土に生きる

ねこを撮影していたら、

いつの間にか、敷居が高いと

思っていたはずのこの都が、

心地よくなっていた。

彼らの生き様が

古の都の文化を息づかせている。

そう、ここは

ねこが案内してくれた

「ねこの京都」。」

 


じっと見つめるねこ.jpg 

                                                                        じっと見つめるねこ

 

☆岩合光昭プロフィール

  1950年東京生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに活躍する動物写真家。

その美しく、想像力をかきたてる作品は世界的に高く評価されている。一方で、身近なネコを40年以上ライフワークとして撮り続けている。

2012年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に『ねこ』『ねこ歩き』『ネコライオン』『岩合光昭の世界ネコ歩き』『ふるさとのねこ』『ねこのとけい』『ねこの京都』などがある。ねこの置物とツーショット.jpg

                                                                             ねこの置物とツーショット

 

会場:

福屋 広島駅前店

会期: 2018426日(木)~ 58日(火)

午前10時→午後8

※最終日は午後530分まで

(午後6時閉場)

 入場料<税込>

一般600円、高校生以下無料

●主催:岩合光昭写真展「ねこの京都」実行委員会

●協賛:オリンパス株式会社

●企画協力:株式会社NHKエンタープライズ

●協力:株式会社堀内カラー、株式会社フレームマン

●企画制作:株式会社クレヴィス

☆福屋 広島駅前店

      http://www.fukuya-dept.co.jp/

☆クレヴィス

            http://www.crevis.co.jp/exhibitions

☆『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』オフィシャルサイト

      http://nekoaruki-movie.com

☆読者プレゼント 

   1020名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

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       締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

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test 特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家Special ExhibitionThe Genius of Ike no Taiga: Carefree Traveler Legendary Painter [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

test 特別展 池大雅 天衣無縫の旅の画家

Special Exhibition
The Genius of Ike no Taiga: Carefree Traveler Legendary Painter

重要文化財 蘭亭曲水・龍山勝会図屏風 池大雅筆 静岡県立美術館(通期展示)

 

与謝蕪村とともに「南画の大成者」と並び称される池大雅(172376)。

その大回顧展が京都国立博物館で開催されている。

重要文化財 洞庭赤壁図巻(部分)池大雅筆 京都国立博物館(通期展示)

 

国内で池大雅の大規模な展示が行われるのは昭和8年に京都国立博物館にて行なわれてから85年ぶり!

その時は、120件が展示された。

今回は、過去最大の約162件。

しかも、絞りに絞った傑作ばかりを集めたという。

渭城柳色図 池大雅筆  新潟・敦井美術館(新潟市)(通期展示)

 

特に国宝高野山の塔頭・遍照光院所蔵の「山水人物図襖」は、担当学芸員の粘りでギリギリになって貸し出しを特別に許可された作品で、今後寺外での展示には二度と絶対に出さないとも言われた逸品だ。

この作品が展示され、国宝・重要文化財に指定されている池大雅作品すべてが会期中に展示されることになる展覧会なのだ。

円山応挙や伊藤若冲など、個性派画家がしのぎを削った江戸時代中期の京都画壇。

大雅は、そんな時代に才能を発揮した。

寡欲で恬淡、きわめて謙虚だったと伝えられる人柄を象徴するかのような、清新で衒いのない明るさに満ちた作品群。

この展覧会は、そんな大雅の初期から晩年にいたる代表作を一堂に集め、その画業の全体像を紹介するもの。

さらに、その人となりや幅広い交友関係を示す資料を通して、当時から愛された人間、大雅の魅力にも迫る。

大雅は、日本各地を訪ねた「旅の画家」だという。

旅が大雅の絵画制作に果たした役割についても検証する内容の展覧会だ。

20歳代の後半を中心に、大雅は筆の代わりに指を用いて描くパフォーマンス・アート、「指墨画」を多く制作している。

これは、人前で即興で描くものだ。

指墨独特の表現に積極的な意義を見出し、それを自身の様式へと取り入れて行く。

よーく見ると指の跡もわかる作品も展示されており、大雅の息吹を感じさせられる。

風雨起龍図 池大雅筆(通期展示)

 

7歳の時に「神童」と称されたエピソードが象徴的に示すように、大雅は画家としてだけでなく、書家としてもその名を馳せた。

唐様(からよう)と呼ばれる中国風の書風を基礎に置きつつ、大雅の書は、伸びやかで格調高い。若いころ扇屋とともに印刻店を営んだと伝えられる大雅は、

篆(てん)

隷(れい)

仮名

と幅広い優れた書を残している。

同じ人物が書いたと全く思えないほどその書体の違いと美しさには脱帽するばかりだ。

外で絵を描くというフランスで始まったとされる印象派。

しかし、それより前の時代に大雅は、すでに行なっていたのだ。

家の前に白洲を敷き、屋外で制作をしていた証拠の図も展示されている。

ピンクや黄色の点描画で描かれた重要文化財 瀟湘勝概図屏風。

人間の目で絵の具を混ぜ合わせる画法がなされている。

 

重要文化財 瀟湘勝概図屏風 池大雅筆(通期展示)

我が国の大雅がモネなどの印象派に先んじていたとは、うれしいではないか!

この展覧会は、

大雅の功績がさらに評価される布石になるであろう。

21世紀現代だからこそ、世界の絵画歴史を踏まえた上で大雅を新しい角度から見つめることができるのかもしれない。

与謝蕪村との合作は、あの川端康成が愛した作品。

場面替えがあるので、何度も訪れたい。

国宝 十便十宜図のうち 池大雅筆  公益財団法人川端康成記念會(場面替えあり)

大雅の作品のうち国宝 3件、重要文化財13件がすべて鑑賞できる、京都国立博物館、渾身の展覧会。

大雅が妻玉瀾とともに住んでいた大雅堂の跡が八坂神社の南側、円山公園の音楽堂南に石碑として残っている。

展覧会の鑑賞のあと、ぜひ訪れることをお勧めする。

京都国立博物館で開催されているからこそ、江戸の世にタイムスリップして京のこの地に活躍した大雅の足跡をたどることができるのだ。

ぜひ、お見逃しなく。

☆構成

 大雅の生い立ちと初期の作品

 指墨画─墨を操る魔法の指

 大雅と書

 旅する画家―日本の風景を描く

 天才、本領発揮―大雅芸術の完成

 

会期

2018(平成30)年47日(土)~ 520日(日)

会場

京都国立博物館 平成知新館

交通

JR、近鉄、京阪電車、阪急電車、市バス 交通アクセス

休館日

月曜日 

※ただし430日(月・休)は開館、翌51日(火)は休館

開館時間

午前930分から午後6時まで(入館は午後530分まで)

※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時まで(入館は午後730分まで)

 

観覧料

一般 1,500円(1,300円)

 大学生 1,200円(1,000円)

 高校生 900円(700円)

 中学生以下無料

お得な前売りペアチケット 2,400円(一般のみ、1名様で2回使用も可)

 

 *( )内は前売りおよび団体20名以上。

 *前売り券・ペアチケットの販売期間は、8/310/9までとなります。

 *ペアチケット前売引換券をご購入いただいている方は、観覧日当日、南門入口にて風神雷神の絵柄入ペアチケットと交換。(券売所にお並びいただく必要なし)。

 *障がい者の方とその介

護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で無料。

 *キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと団体料金。

【特別チケット情報】

●各部200枚限定! 夜の特別鑑賞会チケット

52日(水)の閉館後におこなう、音声ガイドとグッズが付いた特別鑑賞会のチケット。

1部は午後630分~、第2部は午後7時~ご入場いただけ、各部とも午後830分に終了。各定員200名。

*会期中、一部の作品は展示替あり。

 

主催

京都国立博物館、読売新聞社

協賛

清水建設、大和ハウス工業、野崎印刷紙業、非破壊検査

協力

日本香堂

 

☆京都国立博物館サイト

http://www.kyohaku.go.jp/jp

☆特別展「池大雅」関連ワークショップ

指で描こう!指墨画にチャレンジ

  指で描かれた線は大雅の絵の魅力の一つ

  体験して展示をさらに楽しみましょう!

日時

特別展「池大雅」会期中       

10301600 参加受付は15:45まで       

所要時間15分程度      

定員1日 先着300名参加費無料(ただし、当日の観覧券が必要)

開催場所

京都国立博物館 平成知新館2F レファレンスコーナー     

解説

京博ナビゲーター

対象

子どもから大人までどなたでも参加可。

☆記念講演会

428日(土)

 「池大雅の絵画―あるいは卵の殻と黄身との関係―」

  講師:佐藤 康宏 氏(東京大学大学院 教授)

512日(土)

 「大雅と蕪村―十便十宜図を中心に―」

  講師:小林 忠 氏(岡田美術館 館長)

【時間】午後130分~3

【会場】平成知新館 講堂

【定員】200

【参加方法】当日12時より、平成知新館1階グランドロビーにて整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了。

聴講無料(ただし「池大雅」展の当日の観覧券が必要)。

☆読者プレゼント 

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連載40周年記念 ガラスの仮面展 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

連載40周年記念 ガラスの仮面展

?

ガラスの仮面1804.jpg  [コピーライト] Miuchi Suzue                                         

 

「ガラスの仮面」は、1976年から40年以上にわたり漫画家・美内すずえが描き続ける演劇漫画の金字塔。

その連載40周年を記念する展覧会が、そごう神戸店において427()?56()開催される。

2016年に「ガラスの仮面」は、連載40周年を迎え、また、2017年には画業50周年を迎えた作者・美内すずえ。

この展覧会では、連載開始当初の貴重な漫画原画を含む、多彩なカラーイラスト、モノクロ原稿で名シーンを振り返るとともに、舞台化された際の資料など、計300点以上を通して作品の魅力にせまる予定。

お見逃しなく。

☆美内すずえプロフィール

  1951220日生まれ。大阪府出身。16歳のとき、「山の月と子だぬきと」で集英社「別冊マーガレット」で金賞を受賞、高校生漫画家としてデビュー。1976年から連載の「ガラスの仮面」(白泉社)は開始当初よりベストセラーとなり、少女漫画史上、空前のロングセラー作品として、各界から支持を受け、舞台化、アニメ化、ドラマ化もされている。

■そごう神戸店本館9階=催会場 

 会期:

 2018427()?56()

■開館時間:

午前10時?午後730

※各日午後8時閉場

※最終日のご入場は午後530分まで(午後6時閉場)

■入場料:(税込)

一般 900 (700)

高・大学生 700 (500)

中学生以下 無料

( ) 内は前売り料金

※ミレニアムカード会員さまはカードのご提示で/、ご本人さまに限り、200円割引ご優待。

※障がい者手帳ご提示で、ご本人さまとご同伴1名さままで無料。

 

主催:朝日新聞社

特別協力:美内すずえ事務所(プロダクションベルスタジオ)

協力:白泉社

☆そごう神戸店

     https://www.sogo-seibu.jp/kobe

☆「ガラスの仮面」展公式サイト 

     http://www.asahi.com/event/garakameten/

☆読者プレゼント 

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スヌーピーの愉快なアカデミックワールドSnoopy FANTARATION スヌーピー×おもしろサイエンスアート展 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

スヌーピーの愉快なアカデミックワールド

Snoopy FANTARATION

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展


title.jpg


[コピーライト] 2017 Peanuts Worldwide LLC www.SNOOPY.co.jp

 

「スヌーピー」を心あたたまるサイエンスを通して表現する、

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」。

日本のフィギュア作家達が制作したサイエンスアートによるスヌーピーや、

大学や企業と連携し産学の英知を結集して制作したスヌーピーなど、 

従来のスヌーピー展覧会ではあまり例を見ない作品約40点が展示された展覧会が阪急うめだギャラリーで好評開催中だ。

この展覧会の総合プロデューサーは、生前のチャールズ・M・シュルツと親交があった、

日本人アーティスト大谷芳照(おおたによしてる)だ。

大谷芳照は、1993年に大阪の商業施設「スヌーピータウン」プロジェクトに参加し、

「ピーナッツ」に携わるようになる。

その後、スヌーピータウンショップの空間デザインを担当。

サンタローザにあるシュルツ・ミュージアム建設プロジェクトにも参加し、象徴的な作品をおさめるなどピーナッツに深くかかわっている。

生前のシュルツとは、アメリカ・カリフォルニア州のサンタローザにあるシュルツ美術館のグレートホールにある「Morphing SnoopyWoodSculpture」と「Tile Mural Wall」という2作品を共に作り上げ、この2作品は、ミュージアムに永久展示されている。

☆シュルツ・ミュージアム(The Charles M. Schulz Museum and Research Center

https://schulzmuseum.org/

2013年~2014年にかけて開催された「SNOOPY JAPANESQUE スヌーピー×日本の匠 展」において日本の伝統工芸とスヌーピーをコラボレーションさせた人物だ。

友人であり師であったシュルツ氏の精神や作品世界、キャラクタ―たちの魅力を新しいオーディエンスたちに伝えたいと、つねにユニークで斬新なアイデアを用いて新しいプロジェクトを企画し提供している。

愛知工業大学の協力によるスヌーピーがダンスする「スヌーピーダンスロボ」や、4足から2足歩行へと進化する「スヌーピーロボ」。

フィギュア作家、木工作家、造形作家などのアーティストたちが制作した新しいスヌーピー作品。

漢字にスヌーピーをあしらった墨絵アートなど和風な作品も。

300種のオリジナルグッズや展覧会限定グッズにも注目!

子どもから大人までファンの多いスヌーピーを通して科学や工芸に触れられる絶好の機会。

斬新かつ新鮮なスヌーピーの世界をぜひ、お見逃しなく。

 

会期:2018418日(水)~57日(月)

会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー

住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

時間

  日~木曜日:午前10時~午後8

金・土曜日:午前10時~午後9

※閉場30分前までにご入場のこと。

※催し最終日は午後6時閉場

入場料: 一般 1,000円、大学・高校・中学生 800円、小学生以下無料

※阪急阪神お得意様カード・ペルソナカード・エメラルドSTACIAカードのご提示で、ご本人様に限り入場料から100円割引

※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者保健手帳)をご呈示の方、及びその介添えのために同伴者1名様まで無料。

問合せ

阪急うめだ本店

 電話(066361-1381

☆阪急うめだ本店

      http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/event/index.html

☆スヌーピー・ファンタレーション

       https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/

主催 スヌーピー・ファンタレーション制作委員会

後援 アメリカ合衆国大使館

特別協力=Charles M.Schulz Creative AssociatesPeanuts Worldwide LLC

協力:AIT愛知工業大学、ソニー株式会社、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ

 

☆読者プレゼント 

   1020名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

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 ※期限付きご招待券について

券面には、427日(金)までの期限付きと表示しているが、57日(月)までの会期開場中いつでもご利用可。

 

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☆巡回予定

広島三越 8階催物会場

2018724()85()

ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場

2018815()827()

 


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至上の印象派展 ビュールレ・コレクションImpressionist Masterpieces from the E.G. Buehrle Collection, Zurich (Switzerland) [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

至上の印象派展 ビュールレ・コレクション

Impressionist Masterpieces from the E.G. Buehrle Collection, Zurich (Switzerland)

1.ピエール=オーギュスト・ルノワール《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》.jpg

ピエール=オーギュスト・ルノワール  《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)》

1880年油彩、カンヴァス65×54cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

生涯を通じ絵画収集に情熱を注いだ傑出したスイスのコレクター、エミール・ゲオルク・ビュールレ(1890-1956年)。

13①.(関連画像)エミール=ゲオルグ・ビュールレ(1950年頃)のポートレート.jpg

エミール=ゲオルク・ビュールレ、1950年頃

Photo: Foundation E.G. Buhrle

Collection, Zurich (Switzerland)

 

そのコレクションは、主に16世紀のオランダ絵画から20世紀の近代絵画に至る作品が多く質が大変高いため、世界中の美術ファンから注目されている。

中でも印象派・ポスト印象派の作品は傑作中の傑作が揃っていることでも高名だ。

そのため、世界を代表するプライベート・コレクションの一つと数えられる。

5.クロード・モネ《ジヴェルニーのモネの庭》.jpg

クロード・モネ 《ジヴェルニーのモネの庭》

1895年 油彩、カンヴァス 81.5×92cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

1937年、エミール・ゲオルク・ビュールレが、故郷のドイツからスイスのチューリッヒに移り住み、その邸宅を飾るために収集した美術品の数々。

これまでは、邸宅の別棟を改装した美術館に展示してあったが、2015年に閉館され、2020年にビュールレ・コレクションの全ての作品がチューリヒ美術館に移管されることになった。

13②.(関連画像)ビュールレ・コレクションのプライベート美術館.jpg

ビュールレ・コレクションのプライベート美術館

Photo: Hans Humm, Zurich

 

そのため、コレクションの全体像を紹介する最後の機会として、日本での展覧会が実現できるようになったという大変貴重なタイミングに恵まれた展覧会が国立新美術館において好評開催中だ。

今まで、スイス国外にコレクションがまとまって公開されたのは過去に数回のみだ。

ビュールレ・コレクションには、モネ、ゴッホ、セザンヌなど、有名作家の作品の中でも傑作が数多く含まれる。

3.フィンセント・ファン・ゴッホ《日没を背に種まく人》.jpg

フィンセント・ファン・ゴッホ 《種まく人》

1888年 油彩、カンヴァス 73×92cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

近代美術の精華ともいえるこの展覧会の出品作品、64点の半数は日本初公開。

なかでもモネの代表作の一つ、高さ2メートル×幅4メートルの大作《睡蓮の池、緑の反映》は、これまでスイス国外には一度も出たことがない。

12.クロード・モネ《睡蓮の池、緑の反映》.jpg

クロード・モネ 《睡蓮の池、緑の反映》

1920/26年頃 油彩、カンヴァス 200×425cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

スイスは物価も高く、ヨーロッパの中でもなかなか行きにくい国。

ビュールレ・コレクションは、パリの美術館の主任学芸員に紹介されて、一度訪れたいと思いながらそのままになっており、やがて閉館されてしまった。

それが大変残念だったが、日本に居ながらにして鑑賞できるのは何ともありがたい。

パリでモネの「睡蓮」を鑑賞した人は多いだろうが、多くの日本人はチューリッヒで何日も宿泊しないのでなかなか見るチャンスには恵まれていないのが現実だ。

門外不出といわれたモネの最高傑作をここ日本で見られるという夢のような展覧会だ。

2008年、武装した国際強盗団が学芸員に銃を突きつけ、ドガ、モネ、ゴッホ、セザンヌの油彩画以下4作品を強奪し、美術品の盗難事件としてはヨーロッパ史上最大規模といわれる。

ドガ 『リュドヴィック・ルピック伯爵と娘たち』

モネ 『ヴェトゥイユ近郊のひなげし畑』/

ゴッホ 『花咲くマロニエの枝』

セザンヌ 『赤いチョッキの少年』

現在すべて発見され、来日していることも大変喜ばしい限りだ。

 

8.エドガー・ドガ《リュドヴィック・ルピック伯爵とその娘たち》.jpg

エドガー・ドガ 《リュドヴィック・ルピック伯爵とその娘たち》

1871年頃 油彩、カンヴァス 65×81cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

10.フィンセント・ファン・ゴッホ《花咲くマロニエの枝》.jpg

フィンセント・ファン・ゴッホ 《花咲くマロニエの枝》

1890年 油彩、カンヴァス 73×92cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

2.ポール・セザンヌ《赤いチョッキの少年》.jpg

ポール・セザンヌ《赤いチョッキの少年》

1888/90年頃 油彩、カンヴァス79.5×64cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

9.ポール・セザンヌ《パレットを持つ自画像》.jpg

ポール・セザンヌ 《パレットを持つ自画像》

1890年頃 油彩、カンヴァス 92×73cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

 

 連日、大賑いだが、待っても見る価値は大いにある。

 57日(月)まで。お見逃しなく。

 

☆構成

 1章 肖像画

 2章 ヨーロッパの都市

 3章 19世紀のフランス絵画

 4章 印象派の風景 ―マネ、モネ、ピサロ、シスレー

 5章 印象派の人物 ―ドガとルノワール

 6章 ポール・セザンヌ

 7章 フィンセント・ファン・ゴッホ

 8章 20世紀初頭のフランス絵画

 9章 モダン・アート

 10章 新たなる絵画の地平

 

4.カミーユ・ピサロ《ルーヴシエンヌの雪道》.jpg

カミーユ・ピサロ 《ルーヴシエンヌの雪道》

1870年頃 油彩、カンヴァス 43.5×65.5cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

6.エドゥアール・マネ《ベルヴュの庭の隅》.jpg

エドゥアール・マネ 《ベルビュの庭の隅》

1880年 油彩、カンヴァス 91×70cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

7.アルフレッド・シスレー《ハンプトン・コートのレガッタ》.jpg?

アルフレッド・シスレー 《ハンプトン・コートのレガッタ》

1874年 油彩、カンヴァス 46×61cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: Dominic Buettner, Zurich

 

会 期

2018214日(水)~57日(月)

毎週火曜日休館 

※ただし51日(火)は開館?

開館時間

10:00-18:00

※毎週金曜日・土曜日、428()56()20:00まで

※入場は閉館の30分前まで

会 場

国立新美術館 企画展示室1E

106-8558 東京都港区六本木7-22-2?

主 催

国立新美術館、東京新聞、NHKNHKプロモーション

後 援

外務省、スイス大使館

協 賛

ジュリアス・ベア・グループ、損保ジャパン日本興亜

協力

スイス政府観光局、スイス インターナショナル エアラインズ、日本貨物航空、ヤマトロジスティクス

観覧料(税込)

当日

1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)

団体

1,400円(一般)、1,000円(大学生)、600円(高校生)

中学生以下および障害者手帳をご持参の方(付添いの方1名含む)は入場無料。

お問合せ

ハローダイヤル 03-5777-8600

☆展覧会ホームページ

     http://www.buehrle2018.jp/

☆国立新美術館ホームページ

     http://www.nact.jp

 

11.ポール・ゴーギャン《贈りもの》.jpg

ポール・ゴーギャン 《贈りもの》

1902年 油彩、カンヴァス 68.5×78.5cm

[コピーライト]Foundation E.G. Buhrle Collection,

Zurich (Switzerland)

Photo: SIK-ISEA, Zurich (J.-P. Kuhn)

 

13③.(関連画像)ポスタービジュアル.jpg 

 

☆読者プレゼント 

   510名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

    締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

   速達など最速の方法でお送りいたします。

発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

☆巡回予定

九州国立博物館   5/19(土)~7/16(月・祝)

名古屋市美術館   ?7/28(土)~9/24(月・祝)

   

☆ご意見・ご要望・ご感想のお願い

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   あて先 :loewy@jg8.so-net.ne.jp

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岩合光昭写真展 ねこの京都 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

岩合光昭写真展 ねこの京都

ねこの京都.png

[コピーライト]Mitsuaki Iwago

?

                                          

世界を舞台に活躍する動物写真家・岩合光昭。

日本各地で大好評の岩合光昭の写真展、「ねこの京都」が、大丸心斎橋店において開催中だ。

さまざまな岩合の写真展は、今までに350万以上もの人が鑑賞したという。

 筆者は、岩合光昭の写真と人物に惹かれ、たびたび紹介して来ている。

以下にまとめているので参照されたし。

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E5%B2%A9%E5%90%88

去年、神戸での展覧会の際、筆者は、岩合にインタビューをすることができた。

以下で記しているので参照されたし。

       https://art-news-jp.jimdo.com/2016/03/30/写真展-岩合光昭の世界ネコ歩き/

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2016-03-31

その際、この「ねこの京都」を撮影中であることをこっそり教えていただいた。その前日には、京都に行って来たとのこと。

 また、京都人について、筆者に質問をなさるなど好奇心旺盛だ。

京都の人に本当にお茶漬けを出してもらったそうで、「失敗しちゃったかなあ。」と頭をかいた表情は、少年のようだ。

インタビューというより、素敵なおしゃべりというようなリラックスした空気を岩合は創り出してくれた。

岩合に触発されて、筆者が祇園甲部歌舞練場の庭で子ネコを見つけて写真を撮ったことを言うと、岩合は、「どうしてネコがいるかわかります?」と聞いて来た。

わからない、と答えると、「あの近くにねこ好きの人がいて・・・。」と芸能界にも顔が広い岩合ならではの話を聞くことができた。

       http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-08-14

 前回の記事では、正式に発表されていなかったので、まだこの展覧会のことを書けなかった。

筆者を信用して教えてくれた岩合に感謝したい。

岩合の作品が好きで好きで会期中何回も展覧会を訪れるという人の話を、筆者は何度も聞いたことがある。

また、ある美術館の学芸員は筆者に言った。

「岩合さんはずるい。あんなに可愛くねこを撮るなんて。」

岩合はずるくはないし、ねこのふところに入りこみ写真を撮るのは並大抵ではない。

ただ、この言葉は最大の賛辞なのだ。

隠れた苦労と根気を見事に覆い隠して優しい写真に仕上げるのは大変むずかしいことだ。

春夏秋冬…移り変わる京都の街。

岩合は言う。

「京都のねこではなく、ネコの京都。 京都ならではのリズムに合わせるようにしたら、体にしみこんで来た。そして、ネコとの距離が縮んで来た。京都は秋が特に美しい。この京都の写真は、思っていたとおりだ。また、違っていたわとそれぞれの人が感じていただければうれしい。」

 京都らしく芸舞妓とねこの作品が美しい。

 浮世絵師の歌川国芳や月岡芳年もねこと美人を描いている。

 岩合の頭の中にこれらの絵のイメージがあったのかもしれない。

お見逃しなく。

また、会場併設のグッズコーナーでは、写真集やオリジナルグッズなどあり。

2017年秋には、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』が全国で 公開された。

☆岩合光昭の挨拶文

ねこを通して京都を見る。

京都の風土に生きる

ねこを撮影していたら、

いつの間にか、敷居が高いと

思っていたはずのこの都が、

心地よくなっていた。

彼らの生き様が

古の都の文化を息づかせている。

そう、ここは

ねこが案内してくれた

「ねこの京都」。」

☆岩合光昭プロフィール

  1950年東京生まれ。地球上のあらゆる地域をフィールドに活躍する動物写真家。

その美しく、想像力をかきたてる作品は世界的に高く評価されている。一方で、身近なネコを40年以上ライフワークとして撮り続けている。

2012

年からNHK BSプレミアム「岩合光昭の世界ネコ歩き」の番組撮影を開始。著書に『ねこ』『ねこ歩き』『ネコライオン』『岩合光昭の世界ネコ歩き』『ふるさとのねこ』『ねこのとけい』『ねこの京都』などがある。

 

 

会場:

大丸心斎橋店 北館14階 イベントホール

 会期: 2018418日(水)→57日(月)

 

 

入場時間:

   午前10時→午後8

 (午後730分閉場)

※最終日は午後530分まで

(午後6時閉場)

入場料<税込>

 一般700円(500円)

 大高生500円(300円)

 中学生以下無料

※( )内は10名様以上の団体、大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証をお持ちの方のご優待料金。

(ご優待料金は会場での当日券購入の場合のみ適用。)

※障がい者手帳(身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳)、特定疾患医療受給者証をご提示の方、およびその介添えのための同伴者1名様まで無料。

●主催:岩合光昭写真展「ねこの京都」実行委員会

●協賛:オリンパス株式会社

●企画協力:株式会社NHKエンタープライズ

●協力:株式会社堀内カラー、株式会社フレームマン

●企画制作:株式会社クレヴィス

☆大丸心斎橋店

     https://www.daimaru.co.jp/museum/index.html

☆クレヴィス

     http://www.crevis.co.jp/exhibitions

☆『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』オフィシャルサイト

      http://nekoaruki-movie.com

 

☆読者プレゼント 

   1020名様にご招待券 プレゼント

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

KYOTOGRAPHIE

京都国際写真祭2018

 

Fukase.jpg

   KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭だ。

今年で6回目を迎え、京都の春の「風物詩」といえる存在になって来た。

今までのKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭については以下などで記しているので参照されたし。

ブログのみのURLを示しておく。

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-05-04-1

   https://art-news-jp.jimdo.com/2016/04/26/kyotographie-京都国際写真祭/

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2016-04-27

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-04-21

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-05-13



jean-paulgoude.jpg 

2018年のテーマは、「UP」。

一人ひとりが行動や創造を通じて、自身や世界を変えていくことができるよう、一人ひとりが「UP」できることを願ってこのテーマを決めたという。

京都の歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示されているのもこの写真祭の特徴だ。

会場を訪ねるうちに知らなかった趣きのある建築物に巡り合えるのも、うれしい驚きのひとつだ。

KYOTOGRAPHIEは、回を重ねるごとに好評を博し、第4回までに約250000人もの来場者を誇る。

一昨年から一般社団法人KYOTOGRAPHIEになり、ますますパワーアップしている。

通常非公開の町家や寺院、指定文化財等を含む市内15 カ所にて展覧会が開催される。

また、アソシエイテッド・プログラムとして4 つの展覧会や関連イベントなど、様々なプログラムも充実。

今年は、連日競りが行われている地元の市場のエリアで国際的に活躍する作家の作品にふれるという日本でも例を見ない新たな試みがなされている。

写真祭を通じ京都の街の新たな魅力に触れて欲しいという思いからの選定だ。

 日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを、京都という趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の多い空間に展示するという、町を挙げての画期的なフェスティバルだ。

伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションを実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭だ。

また、京都が一年でもっとも美しいこの春の季節に、約4週間にわたって開催されているKYOTOGRAPHIEは、ひとつの表現媒体であり、芸術的手法である「写真」への理解を深め、その可能性を伝えることを目的としている。

 このKYOTOGRAPHIEでは数々の教育プログラムを実施し、子供から大人、アマチュアからプロ写真家まで、写真を通して、芸術や建築、歴史文化などの関連分野にも造詣を深めていけるよう取り組みもなされている。

KYOTOGRAPHIE は、新たな試みに挑戦する企業からの支援を受けて、年々目まぐるしく飛躍的な成長を遂げている。

今年も企業からの支援及びコラボレーションの実現により、さまざまな方々が楽しめる多角的なプログラムが好評だ。

毎年、新たな会場が加わり、写真展を楽しみながら、知らなかった京都を発見できるのがありがたい。

 

☆プログラム

  1. ローレン・グリーンフィールド ★

GENERATION WEALTH

京都新聞ビル 印刷工場跡 (B1F)|入場料:無料

2. 森田具海 ★

Sanrizuka – Then and Now –

3. 小野 規 ★

COASTAL MOTIFS

堀川御池ギャラリー 1,2

入場料(2 会場共通):600 円(500 円)

4. フランク・ ホーヴァット ★

フランク ホーヴァット写真展

Un moment d’une femme

presented by CHANEL NEXUS HALL

嶋臺(しまだい)ギャラリー|入場料:無料

5. クロード・ディティヴォン 

パリ五月革命ー夢みた現実

NTT西日本 三条コラボレーションプラザ

入場料:無料

6. ジャン= ポール・グード ★

So Far So Goude

presented by BMW

with a special CHANEL × GOUDE highlight

共催:京都新聞

京都文化博物館 別館|入場料:1200 円(1000 円)

7. 深瀬昌久 

遊戯

誉田屋源兵衛 竹院の間 |入場料:1000 円(800 円)

8. ロミュアル・ハズメ ★

On the Road to Porto-Novo

ポルト・ノボへの路上で

誉田屋源兵衛 黒蔵|入場料:1000 円(800 円)

15 の展覧会を京都市内15 会場で展示

+アソシエイテッド・プログラムとして4 つの展覧会

★=来日・在廊予定アーティスト

入場料( ) 内は学生[ 大学・高校・専門生] 料金

9. ステファン・シェイムス ★ 

Power to the People

藤井大丸 ブラックストレージ

入場料:800 円(600 円)

10. リウ・ボーリン ★

Liu Bolin × Ruinart

y gion |入場料:無料

11. 宮崎いず美 ★

UP to ME

ASPHODEL |入場料: 600 円(500 円)

12. 中川幸夫

俎上の華

両足院(建仁寺内)|入場料:1000 円(800 円)

13. ギデオン・メンデル ★

Drowning World

presented by FUJIFILM

三三九(旧貯氷庫)|入場料:600 円(500 円)

14. アルベルト・ガルシア・アリックス ★

IRREDUCTIBLES

三三九(旧氷工場)|入場料:600 円(500 円)

15. K-NARF ★

THE HATARAKIMONO PROJECT”,

A N E X T R A - O R D I N A R Y TA P E - O -

GRAPHIC ARCHIVE

中央卸売市場第一市場 関連棟1011 号棟 南壁面

(壁面に常時展示)

KYOTO MAKERS GARAGE

株式会社マツシマホールディングス Kyoto BMW

本社

入場料:無料

Associated program

16. 蜷川実花

蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢

美術館「えき」KYOTO |入場料:一般900 円ほか

17. ジャック= アンリ・ラルティーグ

永遠の少年、ラルティーグ

―写真は魔法だ!―

細見美術館|入場料:一般1300 円ほか

18. 須田一政

日常の断片

ギャラリー素形|入場料:無料

19. 林 典子

立命館大学国際平和ミュージアム 2018

度春季特別展

ヤズディの祈り-林典子写真展-

立命館大学国際平和ミュージアム

入場料:一般400 円ほか

 

stephenshames.jpg

NEWS!!!

 KYOTOGRAPHIEの多くの会場では、フラッシュなしの写真撮影が「許可」されている!

ルーブル美術館をはじめフランスやヨーロッパは、近年そのようになって来ている。

筆者がルーブル美術館の広報担当者に以前取材したところ、フラッシュでさえも名画に影響を与えるという科学的結果が出ていないから許可しているという。

先進国ではほぼ日本だけが制限をかけ、ハードルを高くしているのだ。

KYOTOGRAPHIEは、美術後進国、海外の状況なども見聞きもしない内向きの日本の美術界に風穴を空ける展覧会でもある。

皮肉できつい表現をしたのではなく、美術、芸術にもっと目を向け、もっと多くの人に芸術に親しんでいただき、そして楽しんでいただきたいからその基盤をプロフェッショナルが整えるべきだろう、という考えからだ。

何が自分にできるかを各自が考え、それぞれの人や組織が共に「UP」を実行する大変いい機会だ。

ぜひ、お見逃しなく。

 

izumimiyazaki.jpg

☆会期

2018 4 14 [ ] 5 13 [ ]

☆[チケット情報]

  ◎ チケットとパスポートは有料会場・インフォメーションブースにて販売 / 各会場1 回のみ有効 / 中学生以下は全会場無料

◎ パスポート〈会期中有効 / 全会場に各1 回のみ入場可能〉

一般 = 4,000 | 学生 = 3,000 円 団体割引(10 名以上) = 3,500

1DAY パスポート〈1 日限定 / 全会場に各1 回のみ入場可能〉

一般 = 3,000 | 学生 = 2,000 円 団体割引(10 名以上) = 2,500

主催

一般社団法人KYOTOGRAPHIE

共催:

京都市、京都市教育委員会

 

KYOTOGRAPHIE URL

   https://www.kyotographie.jp/

 

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写真展 オードリー・へプバーン(AUDREY HEPBURN)~今よみがえる、永遠の妖精~ [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

写真展 オードリー・へプバーン

AUDREY HEPBURN

~今よみがえる、永遠の妖精~

オードリー.jpg

                      [コピーライト]AUDREY HEPBURN オードリー・ヘプバーン』展

『ローマの休日』(1953)で銀幕の世界に舞い降り、アカデミー主演女優賞を獲得したオードリー・ヘプバーン(AUDREY HEPBURN 1929?1993)。

写真家マーク・ショーやボビー・ウィロビーの作品を中心に、「ファッション」「映画」「プライベート」の3部構成でオードリー・へプバーンの写真の数々が一堂に介する展覧会が、岡山天満屋において好評開催中だ。

展示作品 約150点。

お見逃しなく。

 

オードリー2.jpg


☆構成

オードリー・ヘプバーン言葉

Introduction

Visions of Audrey

永遠のオードリー・ファッション

atWork

努力を怠らず,あきらめない精神

atEase

何よりも大切にした家族と共に過ごす時間

開催地:

天満屋岡山本店 6階葦川会館?

開催期間:

 2018年0411日(水)~20180423日(月)

主催:

天満屋岡山本店

問い合わせ先:

天満屋岡山本店 086-231-7111

問い合わせ先:

086-231-7111

開催時間

午前10時→午後730

入場料

一般 800

中学生・高校生 600

※小学生以下無料

☆天満屋岡山本店 ホームページ

http://www.tenmaya.co.jp/okayama/

☆株式会社クレヴィス ホームページ

     http://www.crevis.jp

●主催:

企画制作: クレヴィス 

協力:mptv images

 

☆読者プレゼント 

   3 6名様にご招待券 プレゼント

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      締切:UPした日の午前零時

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☆巡回予定

       2018425日(水)~ 57日(月) 高崎タカシマヤ

2018425日(水)~ 56日(日) 高知大丸

201859日(水)~ 521日(月) 西武所沢店

201859日(水)~ 521日(月) 静岡伊勢丹

 

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中之島香雪美術館 開館記念展 「 珠玉の村山コレクション ~愛し、守り、伝えた~ 」 I 美術を愛してThe Masterpieces of Murayama Collection I. Cherishing the Arts of Japan [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

中之島香雪美術館 開館記念展

「 珠玉の村山コレクション ~愛し、守り、伝えた~ 」

I 美術を愛して

The Masterpieces of Murayama Collection I. Cherishing the Arts of Japan


☆読者プレゼント 

   510名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

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☆今後の予定

中之島香雪美術館開館記念展

 「珠玉の村山コレクション~ 愛し、守り、伝えた~

【中之島香雪美術館】

I 美術を愛して 2018321(水・祝)422()

II 美しき金に心をよせて 2018428()624()

III 茶の道にみちびかれ 201877()92()

IV ほとけの世界にたゆたう 2018106()122()

V 物語とうたにあそぶ 20181215()2019211(月・祝)

※毎週月曜休館(祝日の場合は翌火曜日、201851()は開館)、年末年始休館

 

☆読者プレゼント 

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テレビ西日本開局60周年記念 特別展 王羲之と日本の書 WANG Xizhi and Japanese Calligraphy [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

テレビ西日本開局60周年記念

特別展 王羲之と日本の書

WANG Xizhi and Japanese Calligraphy

                                                                                            画像提供   九州国立博物館

4 妹至帖.jpg

 妹至帖(まい じょう)      (原跡)王羲之筆     (搨摸)唐時代・78世紀

(原跡)東晋時代・4世紀         九州国立博物館        

  

書の逸品、太宰府に結集!

321(水・春分の日)に入場者4万人を突破!

 

日本列島で千年以上にわたり伝え育まれてきた書の文化の真髄を紹介する展覧会が、九州国立博物館において好評開催中だ。

しかも展示されているものは、これぞという逸品ばかりで、日本の書道、ここにあり感を満喫できるのだ。

1 (表紙)鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分).jpg

重要文化財                 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)               本阿弥光悦筆 俵屋宗達画         

江戸時代・17世紀    京都国立博物館                   3/204/8

 

 

2 (背表紙)鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分).jpg

重要文化財                 鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分)               本阿弥光悦筆 俵屋宗達画         

江戸時代・17世紀    京都国立博物館                   3/204/8

 

書は、漢字とともに生まれ、手で書くことで実用と芸術の要素をあわせもつ文字文化だ。

硯に水を注いで墨を磨る。

磨っている間に心が落ち着き、書を始める心構えができる。

(筆者の祖父は、学校では墨汁を使うかもしれないが、墨を磨るところから書道は始まると言い、

幼い筆者に書道道具をそろえてくれた。

祖父と一緒に墨を磨り、書の稽古をするのは筆者には楽しみだった。)

そして筆で文字を書けば、筆線に生じた濃淡、毛筆が動いた軌跡。

筆の速度・筆圧・造形感覚が文字に投影される。

すると書き手の嗜好・感情・美意識が、おのずと文字に反映される。

 わが国では古くから、手書きの文字を「水茎(みずくき)」あるいは「手(て)」と呼び親しんで来たという。

もともと書とは潤いのある書き言葉なのだ。

古い筆跡には、文章の意味だけでなく造形的な工夫や先人の感性が詰まっているという。

3 蘭亭図巻(万暦本).jpg

蘭亭図巻(万暦本)(部分)                         明時代・万暦20年(1592      東京国立博物館        

 

 この展覧会は、毛筆の書への接し方を再確認し、「手」の跡を鑑賞することを楽しむという試みだと筆者は考える。

以前、筆者が島谷弘幸館長にインタビューした際、「書を読み解こうとする人が多いが、読めなくても全く構わない。何が書いてあるかわからなくても素直に感じ取っていただければそれでいいんです。

無理に読み解く必要もない。」とおっしゃっていた。

書を鑑賞するのは、絵画に比べてハードルが高いと思っていたが、目からうろこの思いであった。

そんなことを体感できるのがこの展覧会なのだ。5 久隔帖.jpg

国宝           久隔帖(きゅうかくじょう)    最澄筆      

平安時代・弘仁4年(813      奈良国立博物館         3/134/8

 

王羲之から独自の文化を花開かせた日本の書まで、超一流の書ばかりが一堂に。

王羲之については、以下で記しているので参照されたし。

☆日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年   特別展「書聖 王羲之」

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2013-03-02

  王羲之の精巧な複製作品は、世界でも数少ない。中国では上海博物館(Shanghai Museum Shanghai Bowuguan)に一点のみ所蔵されている。

筆者は上海に行くと毎回、上海博物館を訪れるのだが、暗い展示室でも王羲之の複製作品は常時展示はされていない。

展示されていた時、筆者が長い間鑑賞していたことがなつかしい。

その時は大変ラッキーだったのだ。

 上海のかたがたは、これを自慢に思っているだが、王羲之の作品としては、あらゆる意味で状態はあまりよくない。

数少ない作品が、これ以外はすべて海外に流出してしまっているのだ。

 日本もこれと同じような経験をしている。もう二度と経験しないことを心から祈る。

 この展覧会では「妹至帖」(九州国立博物館)、「大報帖」(展示期間:2/103/25)と合わせた世界的にもトップクラスの王羲之の書4件が集結している。

 そして、状態の良い「妹至帖」が九州国立博物館所蔵であることに誇りを持っていただきたいのだ。

保存の観点から、滅多に見られないものばかりだ。

お見逃しなく。

記名記事に文責をわざわざ記することは、大げさでそぐわないという意見が多いであろうが、記すものとする。

文責: アートニューズ 浦 典子

 

☆展覧会構成

1章 王羲之へのあこがれ

2章 和様(わよう)の書と平仮名の完成

3章 和漢の書の新展開

4章 書の娯(たの)しみと花開く個性

 

7 光定戒牒.jpg

国宝           光定戒牒(こうじょう かいちょう)         嵯峨天皇筆                

平安時代・弘仁14年(823    滋賀・延暦寺   

 

8 白氏詩巻.jpg        

国宝           白氏詩巻   藤原行成(ふじわらゆきなり)筆              

平安時代・寛仁2年(1018    東京国立博物館         3/134/8

 

9 関山号.jpg

国宝           関山号(かん ざん ごう)        宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)筆  

鎌倉時代・嘉暦4年(1329    京都・妙心寺                   3/134/8

 

会 期:

平成30年(2018年)210日(土)〜 48日(日)

休館日:

毎週月曜日

開館時間:

日曜日・火曜〜木曜日

930分〜1700分(入館は1630分まで) 

金曜日・土曜日【夜間開館】

930分〜2000分(入館は1930分まで)

観覧料:

一 般 1,600円(1,400円)

高大生 1,000円(800円)

小中生 600円(400円)

【夜間割引料金】

一 般 1,400

高大生 800

小中生 400

(夜間開館当日17時以降に館内券売所で販売。

夜間割引料金で購入されたチケットで17時以前に入場不可。)

お問い合わせ:

050-5542-8600NTTハローダイヤル 午前8時〜午後10時/年中無休)

 

10 御手印置文.jpg

国宝           御手印置文                 後鳥羽天皇筆            

鎌倉時代・暦仁2年(1239    大阪・水無瀬神宮     3/134/8

 

11 誓願寺盂蘭盆縁起.jpg

国宝           誓願寺盂蘭盆縁起     栄西筆      

平安時代・治承2年(1178    福岡・誓願寺

 

14 踊図.jpg

重要文化財                 踊図(おどりず)     与謝蕪村筆                

江戸時代・18世紀    国(文化庁保管)     3/134/8

 

主催:

九州国立博物館・福岡県、西日本新聞社、TNCテレビ西日本

共催:

(公財)九州国立博物館振興財団

特別協賛:

積水ハウス

協賛:

大伸社、かさの家

特別協力:

太宰府天満宮

協力:

謙慎書道会、西日本書美術協会、公益社団法人日本書芸院、毎日書道会、読売書法会

後援:

佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、九州・沖縄各県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、太宰府市、太宰府市教育委員会、西日本リビング新聞社、FM FUKUOKAcross fmLOVE FM、西日本鉄道、九州旅客鉃道、日本自動車連盟福岡支部、NEXCO西日本九州支社、福岡県タクシー協会、福岡市タクシー協会、福岡商工会議所、太宰府市商工会、太宰府観光協会、日本旅行業協会、西日本文化サークル連合、西日本新聞TNC文化サークル

☆九州国立博物館ホームページ

http://www.kyuhaku.jp

 

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