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オルセー美術館特別企画 ピエール・ボナール展 Pierre Bonnard, The Never-Ending Summer [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

オルセー美術館特別企画

ピエール・ボナール展

Pierre Bonnard, The Never-Ending Summer

 

01.白い猫.jpg

ピエール・ボナール《白い猫》1894年 油彩、厚紙 51.9×33.5cm オルセー美術館 

[コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

19世紀末のフランスでナビ派の一員として出発した画家ピエール・ボナール(Pierre Bonnard 18671947年)。

オルセー美術館の豊富なコレクションを中心に、国内外のコレクションを含む、130点超の作品で構成されるボナールの大規模な回顧展が、国立新美術館において好評開催中だ。

 



02.庭の女性たち.jpg

ピエール・ボナール《庭の女性たち》1890-91年 デトランプ、カンヴァスで裏打ちされた紙(4点組装飾パネル) 160.5×48cm(各) オルセー美術館 [コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

当時、ピエール・ボナールは、浮世絵の影響が顕著な装飾的画面により「日本かぶれのナビ」の異名を取っていた。

20世紀に入ると、目にした光景の印象をいかに絵画化するかという「視神経の冒険」に身を投じ、鮮烈な色彩の絵画を多数生み出す。

1867年、ピエール・ボナールは、陸軍省の役人の息子として、フォントネ=オ=ローズに生まれる。

 



15.ル・グラン=ランスでロバのトロッティに乗るボナール.jpg

 

 

《ル・グラン=ランスでロバのトロッティに乗るボナール》1903-05 年 モダン・プリント 3.8×5.2cm

オルセー美術館 [コピーライト] Musee d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

 

 

 

06.ル・グラン=ランスの庭で煙草を吸うピエール・ボナール.jpg

 

《ル・グラン=ランスの庭で煙草を吸うピエール・ボナール》1906年頃 モダン・プリント 6.5×9cm 

オルセー美術館 [コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

 

 

1887年、大学の法学部で学ぶ傍らアカデミー・ジュリアンにも通い、ポール・セリュジエ(Paul Serusier 1864 - 1927年)やモーリス・ドニ(Maurice Denis 1870 - 1943年)らと出会う。

そして、後にナビ派と呼ばれることになる画家グループを結成する。

ちなみに「ナビ」とは「預言者」を意味する。

その後、エコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入り、エドゥアール・ヴュイヤール(Edouard Vuillard  1868- 1940)と知り合う。

1890年、ピエール・ボナールは、エコール・デ・ボザールで開催された「日本の版画(日本の巨匠たち)展」を見て感銘を受け、以後の作品には日本絵画の影響が見られる。

 

03.猫と女性 あるいは 餌をねだる猫.jpg

ピエール・ボナール《猫と女性 あるいは 餌をねだる猫》1912年頃 油彩、カンヴァス 78×77.5cm 

オルセー美術館 [コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF




04.黄昏(クロッケーの試合).jpg

ピエール・ボナール《黄昏(クロッケーの試合)》1892年 油彩、カンヴァス 130.5×162.2cm オルセー美術館 

[コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

ピエール・ボナールの母国フランスでは近年ナビ派の画家たちへの評価が高まり、2015年にオルセー美術館で開催されたピエール・ボナール展では51万人が魅了され、2014年のゴッホ展に次ぐ、歴代企画展入場者数の第2位を記録したほどだ。

 

 ☆オルセー美術館

   https://m.musee-orsay.fr

 

油彩72点、素描17点、版画・挿絵本17点、写真30点といったさまざまなジャンルを通じて、謎多き画家ボナールの魅力に迫る大回顧展は、東京では37年ぶりとなる。

この展覧会の特徴は、オルセー美術館が誇るボナールの重要作品と、日本の美術館が所有するボナールの作品との見事な呼応だ。

 1217日(月)まで。お見逃しなく。

 

05.フランス=シャンパーニュ.jpg

ピエール・ボナール《フランス=シャンパーニュ》1891年 多色刷りリトグラフ 78×50cm 

川崎市市民ミュージアム

 

 

 

☆構成

1.日本かぶれのナビ

2.ナビ派時代のグラフィック・アート

3.スナップショット

4.近代の水の精(ナイアス)たち

5.室内と静物「芸術作品―時間の静止」

6.ノルマンディーやその他の風景

7.終わりなき夏

 



07.化粧室 あるいは バラ色の化粧室.jpg 

ピエール・ボナール《化粧室 あるいは バラ色の化粧室》1914-21年 油彩、カンヴァス 119.5×79cm 

オルセー美術館 [コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

 

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ピエール・ボナール《桟敷席》1908年 油彩、カンヴァス 90×120.6cm オルセー美術館 

[コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

 

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ピエール・ボナール《ル・カネの食堂》1932年 油彩、カンヴァス 96×100.7cm オルセー美術館(ル・カネ、ボナール美術館寄託) [コピーライト] Musee d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

 

 

 

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ピエール・ボナール《ボート遊び》1907年 油彩、カンヴァス 278×301cm オルセー美術館 

[コピーライト] Musee d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

 

 

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ピエール・ボナール《水の戯れ あるいは 旅》1906-10年 油彩、カンヴァス 248.6×298.3cm 

オルセー美術館 [コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

会 期

開催中~ 1217日(月)

毎週火曜日休館

開館時間

10:0018:00 

毎週金・土曜日は20:00まで。

※入場は閉館の30分前まで

会 場

国立新美術館 企画展示室1E

106-8558 東京都港区六本木7-22-2

主 催

国立新美術館、オルセー美術館、日本経済新聞社

後 援

在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

協 賛

花王、損保ジャパン日本興亜、ダイキン工業、大日本印刷、BIGLOBE、ブシュロン ジャパン、三菱商事

協 力

日本貨物航空、日本航空、BSテレビ東京

観覧料(税込)

当日

1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)

団体

1,400円(一般)、1,000円(大学生)、600円(高校生)

中学生以下および障がい者手帳をご持参の方(付添いの方1名含む)は入場無料。

 

お問合せ

ハローダイヤル 03-5777-8600

 

☆展覧会ホームページ

    http://bonnard2018.exhn.jp

 

☆国立新美術館ホームページ

     http://www.nact.jp?

 

 

12.花咲くアーモンドの木.jpg

ピエール・ボナール《花咲くアーモンドの木》1946-47年 油彩、カンヴァス 55×37.5 cm 

オルセー美術館(ポンピドゥー・センター、国立近代美術館寄託) 

[コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / image RMN-GP / distributed by AMF

 

 

 

13.大きな庭.jpg

ピエール・ボナール《大きな庭》1895年 油彩、カンヴァス 168×221 cm オルセー美術館 

[コピーライト] RMN-Grand Palais (musee d'Orsay) / Herve Lewandowski / distributed by AMF

 

 

 

14.『博物誌』(ジュール・ルナール).jpg

『博物誌』(ジュール・ルナール)エルネスト・フラマリオン社、パリ 1904年刊 19.5×12.5cm 個人蔵

 

 

 

☆関連イベント

◯講演+対談「ボナールの視覚」

日時

2018122日(日)14:00-16:00 (13:30開場)

出演者

佐々木正人(多摩美術大学教授)、ホンマタカシ(写真家)、山田剛(日経イノベーション・ラボ上席研究員)

会場

国立新美術館3階講堂

*定員260名(先着順、申込不要)

*聴講は無料、本展の観覧券(半券可)の提示が必要。

*内容や日時は都合により変更となる可能性あり。あらかじめご了承ください。

 

 

☆読者プレゼント 

   510名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

   締切:http://art-news-jp.jimdo.comにてUPした日の午前零時

   速達など最速の方法でお送りいたします。

   発送をもって当選と代えさせていただきます。

 

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ジェニファー・リー  Jennifer Lee [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

ジェニファー・リー  Jennifer Lee

Jennifer Lee.jpg

Image: Jennifer Lee, Pale, flashing haloed granite olive bands, tilted shelf, 

2018, ceramic, H25.5 × W14.3 × D12.7 cm

 

現代美術艸居 古門前本店においてジェニファー・リーの個展が開催中だ。

2015年の日本初個展「ジェニファー・リー信楽・ロンドン:旅の軌跡と蓄積」に引き続き、艸居において2度目の個展。

ジェニファー・リーは、1956年スコットランドのアバディーンシャー生まれ。

1975-1979年エディンバラ大学で陶芸とタペストリーを学び、その後、米国旅行の奨学金を受けて8ヶ月滞在。

西海岸の現代陶芸や南西に位置するアメリカインディアンの先史時代の陶芸を研究。

1980-1983年ロイヤルカレッジでは、色土を使った手捻り形成の制作方法を築く。

スコットランドとスウェーデンの美術館で回顧展を開催。

作品は大英博物館、ヴィクトリア&アルバート美術館、ストックホルム国立美術館、ロサンジェルスカウンティー美術館、メトロポリタン美術館など、40以上の美術館に所蔵されている。             

1994年に初来日。

2009年にはイッセイミヤケによる展覧会「U-TSU-WA」展が21_21 DESIGN SIGHT で開催された際、ジェニファー・リーの器が大きな水面に幻想的に浮かべられた。ちなみにインスタレーションは建築家の安藤忠雄が手がけた。

2014-2015年と招聘作家として滋賀県立陶芸の森で滞在制作。

ささま国際陶芸祭への参加、益子陶芸美術館での展示など、日本との関わりを深めて行く。

2015年、艸居で行われた初個展出展作品から大型の作品2点が兵庫県陶芸美術館のコレクションとなる。

 20185月、権威有る第2回ロエベ・クラフト・プライズ賞を受賞。

 ジェニファー・リーは釉薬を使うのではなく、窯に入れる前に酸化金属を土に混合して色付けをするという独自の手法を編み出した。

 色と形が融合する独特のスタイルを確立し、その作品にはファンが多い。

この展覧会では新作の壺10点、陶版1点、湯呑み16点、ドローイング8点を展示。

113日のオープンと同時にほとんどの作品が売約済みとなる。

が、次の作品が出来上がるまで待つのも楽しみだ。

会期中は、作品は鑑賞できるので、ぜひお見逃しなく。

 

DSC_0007s.jpg

                            撮影 浦 典子

 

会期

2018(平成30)年113日(土)- 128日(土)

会場

現代美術 艸居

605-0089 京都市東山区元町381-2

開廊時間

10:00 - 18:00 

休廊日

日曜日・月曜日 (盆 ・正月) 

住所

<現代美術 艸居>

605-0089

京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町381-2

(大和大路通から古門前通を東に入り5軒目です)

TEL: 075-746-4456

FAX: 075-746-4457

 

☆現代美術艸居サイト

   www.gallery-sokyo.jp

 

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特別展 京(みやこ)のかたな 匠のわざと雅のこころSpecial Exhibition Swords of Kyoto: Master Craftsmanship from an Elegant Culture [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

特別展 京(みやこ)のかたな 匠のわざと雅のこころ

Special Exhibition

Swords of Kyoto: Master Craftsmanship from an Elegant Culture
①三日月宗近(全図裏)広報用 (2).jpg

国宝 太刀 銘三条(名物三日月宗近)東京国立博物館所蔵 画像提供 東京国立博物館(全図裏)

 

京都では、平安時代から現代にいたるまで、多くの刀工が工房を構え、あまたの名刀を生み出して来た。

現存する京都=山城系鍛冶の作品のうち、国宝指定作品17件と、著名刀工の代表作を中心に展示し、平安時代から平成にいたる山城鍛冶の技術系譜と、刀剣文化に与えた影響を探る展覧会が京都国立博物館で開催されている。

このような大規模刀剣特別展が開催されるのは京都国立博物館では120年の歴史上初めて!

そして、多くの初公開作品のオンパレードがある展覧会なのだ。

刀に関して展覧会は1997年に東京国立博物館で行われて以来21年ぶり。

その時は、日本全体の刀についての展覧会だった。

このたび京都国立博物館で行われている展覧会では、「京都」の刀に的を絞っている。

では、「京都」=山城の刀のレベルはどのくらいかというと、圧倒的No.1

絶対王者という。

   格式、品質において抜きん出ており、少量しか生産されていない。

   お金に糸目をつけず作られたのが、「山城もの」だ。

   他の地域で作られた刀が、既製服とすると、「山城もの」はオートクチュールやビスポークと考えるとわかりやすいだろう。

ちなみにビスポークとは「注文の~」という意味。語源は、顧客がテーラーに「話を聞かれながら= be spoke」服を仕立てていくことに由来するといわれる。

 

④国宝 太刀 銘則国 京都国立博物館.jpg

国宝 太刀 銘則国 京都国立博物館

 

   存在は知られていたが、実態がつかめていなかったが、この展覧会の準備の過程で明らかになったものも。

祇園祭の長刀、日本最古の槍などは初公開。

祇園祭の長刀は、大切に保管され守られて来たが、今まで詳しいことはわからなかった。

三条長吉の作だが、このたびの精査で、長刀に刻まれている以下の銘文が読み解かれた。

「大永二年六月三日 切付銘 去年日蓮衆退治之時分捕仁仕候於買留申奉寄附感神院江所也 願主江刕石塔寺/之麓住鍛冶左衛門太郎助長 敬白 天文六丁酉歳六月七日」

すなわち、天文5 (1536) 年、山門延暦寺の衆徒が京都法華宗徒を武力で洛外へ追放した天文法華の乱(てんぶん orてんもんほっけのらん)の際、暴徒が押し寄せ、長刀は盗まれて行方不明になってしまった。石塔寺の麓に住む刀鍛冶の左衛門太郎助長がこれを発見し、私費で買い八坂神社に奉納したことがわかったのだ。

 助長のことはよくわかっていなかったが、この発見により実在の人物であったことがわかった。

末兼 俊彦 京都国立博物館 主任研究員は、刀は、日本文化に大きく影響しているという。

というのも、日本は、モノづくりの国だ。

一点の手抜きもないその姿勢。

刀はモノづくり日本とつながっているという。

神器なき即位をした後鳥羽天皇。

というのも、1185年(元暦2年)の壇ノ浦の戦いで、安徳天皇が入水し草薙剣も赤間関(関門海峡)に水没したとされるからだ。

皇位の象徴である三種の神器が揃わないまま治世を過ごした後鳥羽天皇にとって、このことは一種のコンプレックスであり続けた。

そのため、作刀を推奨し、御番鍛冶と呼ばれる優秀な刀工に補佐をさせて、自ら作刀行う慰打ち(なぐさみうち)をしたといわれているのが、後鳥羽天皇だ。

日本の技術の結晶・日本刀。

後鳥羽天皇がいなかったら、今の日本はなかったかもしれない。

 

研ぎ澄まされた精緻な作品。

我々日本人は刀工たちの尽力に恥じない姿勢に学び、継承していかなければならない。

そんな気持ちにさせてくれる展覧会だ。

ぜひ、お見逃しなく。

 

⑤刀 銘九州肥後同田貫上野介(王貞治佩用)九州国立博物館.jpg 

刀 銘九州肥後同田貫上野介 九州国立博物館(九州国立博物館提供・落合晴彦撮影)

 

☆見どころ

京都国立博物館では初となる大規模刀剣特別展。

国宝刀剣19件を出品予定。

平安時代から現代までの山城鍛冶を総括する初のこころみ。

後鳥羽天皇、織田信長、坂本龍馬など歴史上の偉人にゆかりのある刀剣も展示。

戦乱を描く合戦絵巻の名品や、伊藤若冲の伏見人形図なども紹介。

☆構成

 京のかたなの誕生(平安時代後期)

   後鳥羽天皇と御番鍛冶(鎌倉時代前期)

   粟田口派と吉光(鎌倉時代前期~中期)

   京のかたなの隆盛(鎌倉時代中期~後期)

   京のかたなの苦難(南北朝時代~室町時代中期)

   京のかたなの復興(室町時代後期~桃山時代)

   京のかたなの展開(桃山時代~江戸時代前期)

   京のかたなと人びと(江戸時代中期~現代)

会期

2018(平成30)年929日(土)~ 1125日(日)

会場

京都国立博物館 平成知新館

休館日

月曜日 

開館時間

火~木・日曜日:午前930分~午後6時(入館は午後530分まで)

金・土曜日:午前930分~午後8時(入館は午後730分まで)

観覧料

一 般 1,500円(1,300円)

 大学生 1,200円(1,000円)

 高校生  700円 (500円)

*障害者の方とその介護者(1名)は、障害者手帳などのご提示で無料。

 *キャンパスメンバーズ(含教員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと団体料金。

*会期中、一部の作品は展示替あり。

 

主催

京都国立博物館、読売新聞社、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿

後援

京都市観光協会

協賛

岩谷産業、きんでん、清水建設、大和ハウス工業、野崎印刷紙業、パナソニック

特別協力

公益財団法人日本美術刀剣保存協会

協力

ニトロプラス、日本香堂

 

☆京都国立博物館サイト

http://www.kyohaku.go.jp/jp

☆公式サイト

     https://katana2018.jp/

☆公式Twitter

katana2018kyoto

☆お問合せ

TEL.075-525-2473(テレホンサービス)

☆記念講演会

1110日(土)

 「合戦絵巻と武器・武具の研究」

  講師:井並 林太郎(京都国立博物館 研究員)

【時間】午後130分~3

【会場】平成知新館 講堂

【定員】200

【参加方法】当日11時より、平成知新館1階にて整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了。聴講無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)。

※お並びの状況により、配布開始時間を早める場合あり。

☆キャンパスメンバーズ限定講演会

京都国立博物館キャンパスメンバーズ会員校の学生及び教職員を対象に、本展示の見どころなどを紹介する講演会を開催。

1116日(金)17時 ~18

 事前の申込み必要。

☆「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ企画

●明治古都館で刀剣男士の等身大パネルを展示!

 展覧会会期中、京都国立博物館・明治古都館中央ホール(重要文化財)で、「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ刀剣男士の等身大パネルなどを展示。

 【時間】入館は閉館の30分前まで

【場所】明治古都館

 【料金】無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)

 

☆関連イベント

●明治古都館で復元模造刀剣の特別公開

 長野県無形文化財保持者の刀剣作家・宮入法廣氏の手による「重文 薙刀直シ刀 無銘(名物 骨喰藤四郎)豊国神社所蔵」の復元模造が特別に公開。

その姿を忠実に再現した刀と一緒に記念撮影可!

【時間】入館は閉館の30分前まで

【場所】明治古都館

【料金】無料(ただし「京のかたな」展の当日の観覧券が必要)

 

☆音声ガイド(2種類あり) 

1 .語り     伊武雅刀

2. (刀剣乱舞-ONLINE-版)

ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』出演声優4名が展覧会をナビゲート!

出演

                            鳥海浩輔(三日月宗近役)

                            粕谷雄太(五虎退役)

                            岡本信彦(膝丸役)

                            諏訪部順一(千子村正役)

       

          音声ガイドを目当てに何度も来場するかたもいるとの情報を読者のかたからいただいた。

        

☆読者プレゼント 

   510名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

       締切:UPした日の午前零時

 

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