「美の響演 関西コレクションズ」 [美術館 ARTNEWS アートニューズ]
「美の響演 関西コレクションズ」
ポール・セザンヌ《宴の準備》1890年頃、国立国際美術館蔵
国立国際美術館において、関西を代表する6つの国公立美術館が所蔵する作品の中から、主に20世紀以降の欧米美術の代表作を集め、一堂に展示する「美の響演 関西コレクションズ」が開催中だ。
大阪市立近代美術館建設準備室、滋賀県立近代美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館の4つの県・市立美術館と京都国立近代美術館、そして国立国際美術館という2つの国立美術館の合計6美術館の所蔵品約80点が出品されている。
この展覧会では20世紀初頭のセザンヌ、ピカソ、マティス、ブランクーシらの名品から、ロスコ、ルイス、ウォーホルらのアメリカ美術、そして現在活躍するリヒターやタイマンスらの絵画、シャーマンやシュトゥルートらの写真にいたるまで、関西にある名品の数々が一堂に会している。
これらの作品は、各館の常設展示で中心的な役割を果たしているだけにこれらを鑑賞できる貴重な機会だ。
ヴァシリー・カンディンスキー《絵の中の絵》1929年、国立国際美術館
図録には、詳しい作品解説が書かれており、よりいっそう作品について知ることができる。
作品の鑑賞のしかたなど具体的に書かれているので、鑑賞の大きな助けになる。
東京に比べ、関西は美術や芸術に対する意識が低いと言われているが、その汚名返上を充分にできる展覧会だ。
お見逃しなく。
オーギュスト・ロダン《オルフェウス》1892年、兵庫県立美術館蔵
開館時間
午前10時~午後5時、金曜日は午後7時まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日
毎週月曜日
ただし、7月15日(月・祝) は開館
観覧料
当日 一般1,200円/大学生900円/高校生500円
団体 一般1,000円/大学生 700円/高校生300円
※団体は20名以上
※中学生以下無料
※心身に障がいのある方とその付添者1名無料
(証明できるものをご提示いただく場合があり)
※本料金で、「コレクション1」、「特集展示 ピカソの版画と陶芸」、「特集展示 塩見允枝子とフルクサス」も鑑賞可。
主催:国立国際美術館、朝日新聞社
特別協力:大阪市立近代美術館建設準備室、京都国立近代美術館、滋賀県立近代 美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館
協賛:ダイキン工業現代美術振興財団、野崎印刷紙業、あいおいニッセイ同和損害保険、うおまん
☆読者プレゼント
10組20名様にご招待券 プレゼント
あて先 : loewy@jg8.so-net.ne.jp に
件名:展覧会名と会場名
本文:ご住所、お名前
をお書きの上どしどしご応募下さい。
締切:UPした日の午前零時
発送をもって当選と代えさせていただきます。
※画像の無断転載禁止
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