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大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400

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クロード・モネ 《霧のウォータールー橋》 1903

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

 エルミタージュ美術館はロシアのサンクトペテルブルクに位置し、ロマノフ王朝の歴代皇帝の宮殿からなる建物と、300万点を超える所蔵作品とが見事な調和を織りなす、世界有数の美術館。

1990年に世界遺産(サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群)に包括登録されている。

1764年にエカチェリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったのが、エルミタージュ・コレクションの始まりである。

エルミタージュ美術館の起源はエカチェリーナ2世が1775年に建てた自身専用の美術品展示室であり、当初、一般に公開はされていなかった。

1863年に初代館長となったゲデオーノフによって一般に公開されるようになった。

世界三大美術館の一つに数えられる。

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ティツィアーノ・ヴェチェリオ 《祝福するキリスト》 1570年頃

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

また、筆者は、「エルミタージュ美術館所蔵 皇帝の愛したガラス展」について述べているので参照されたし。

http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2011-11-09

ロシアへ行くには、ヴィザの取得が難しく、煩雑だということ、また、現地での行動を報告しておかないといけないなどと制約がきついため、なかなか他の国に行く様には、いかないのだ。

日本にいながらにしてそのコレクションを見られるこの展覧会は、おすすめなのだ。

行きにくい国の展覧会が日本に来た時に逃さないのは、最も効率的に美術を鑑賞できる秘訣だ。

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ロレンツォ・ロット 《エジプト逃避途上の休息と聖ユスティナ》 1529-1530

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

 この展覧会では同館の優れた所蔵品の中から、16世紀から20世紀における西洋美術の「顔」ともいうべき名作を、その世紀を象徴するキーワードを軸に展示されている。

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バルトロメオ・スケドーニ  《風景の中のクピド》 16世紀末-17世紀初め

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

16世紀=人間の世紀

17世紀=黄金の世紀

18世紀=革命の世紀

19世紀=進化する世紀

20世紀=アヴァンギャルドの世紀

各世紀を彩るのは、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、ブーシェ、レノルズ、モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソら83作家の作品、全89点。

まさに400年にわたる西欧絵画の栄光の歴史をたどる豪華ラインナップ。

特に注目されるのは、マティスの最高傑作の一つである《赤い部屋(赤のハーモニー)》。

東京では実に約30年ぶりの展示。

ぜひ、お見逃しなく。

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レンブラント・ファン・レイン 《老婦人の肖像》 1654

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

会期2012425()716(月・祝)

毎週火曜日休館

開館時間 1000から1800まで 金曜日は2000まで。

入場は閉館の30分前まで。

会場 国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)

106-8558 東京都港区六本木7-22-2

主催 国立新美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社、エルミタージュ美術館

後援 外務省、在日ロシア連邦大使館、ロシア連邦交流庁特別協賛大和ハウス工業協賛光村印刷、日本興亜損保

協力 フィンエアー、エールフランス航空、KLMオランダ航空、日本通運、JR東日本、BS日テレ、 シーエス日本、ラジオ日本、J-WAVE、文化放送、tvk

観覧料(税込み)

当日券1,500円(一般)、 1,200円(大学生)、 800円(高校生)

団体券1,300円(一般)、 1,000円(大学生)、 600円(高校生)

中学生以下、および障がい者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は無料。

団体券は会場でのみ販売(団体料金の適用は20名以上)

お問い合わせハローダイヤル 03-5777-8600

ホームページ

http://www.nact.jp/

http://www.ntv.co.jp/hermitage2012/

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ペーテル・パウル・ルーベンス 《虹のある風景》 1632-1635

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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アンソニー・ヴァン・ダイク 《自画像》 1622-1623

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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オラース・ヴェルネ 《死の天使》 1851

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ジョシュア・レノルズ 《ウェヌスの帯を解くクピド》 1788

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ライト・オブ・ダービー(本名ジョゼフ・ライト) 《外から見た鍛冶屋の光景》 1773

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ピエール=ナルシス・ゲラン 《モルフェウスとイリス》 1811

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ウジェーヌ・ドラクロワ 《馬に鞍をおくアラブ人》 1855

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ピエール=オーギュスト・ルノワール 《黒い服を着た婦人》 1876

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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ポール・セザンヌ 《カーテンのある静物》 1894-1895

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

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アンリ・ルソー 《ポルト・ド・ヴァンヴから見た市壁》 1909

[コピーライト]Photo: The State Hermitage Museum, St. Petersburg, 2012

☆読者プレゼント 

   510名様にご招待券 プレゼント

   あて先 :  loewy@jg8.so-net.ne.jp

   件名:展覧会名と会場名

   本文:ご住所、お名前

   をお書きの上どしどしご応募下さい。

   発送をもって当選と代えさせていただきます。

巡回スケジュール

名古屋市美術館、

2012728日(土)―930日(日)

京都市美術館

20121010日(水)―126日(木)


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