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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018 [美術館  ARTNEWS アートニューズ]

KYOTOGRAPHIE

京都国際写真祭2018

 

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   KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭」は、世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される、日本でも数少ない国際的な写真祭だ。

今年で6回目を迎え、京都の春の「風物詩」といえる存在になって来た。

今までのKYOTOGRAPHIE京都国際写真祭については以下などで記しているので参照されたし。

ブログのみのURLを示しておく。

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2015-05-04-1

   https://art-news-jp.jimdo.com/2016/04/26/kyotographie-京都国際写真祭/

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2016-04-27

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-04-21

   http://artnews.blog.so-net.ne.jp/2017-05-13



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2018年のテーマは、「UP」。

一人ひとりが行動や創造を通じて、自身や世界を変えていくことができるよう、一人ひとりが「UP」できることを願ってこのテーマを決めたという。

京都の歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示されているのもこの写真祭の特徴だ。

会場を訪ねるうちに知らなかった趣きのある建築物に巡り合えるのも、うれしい驚きのひとつだ。

KYOTOGRAPHIEは、回を重ねるごとに好評を博し、第4回までに約250000人もの来場者を誇る。

一昨年から一般社団法人KYOTOGRAPHIEになり、ますますパワーアップしている。

通常非公開の町家や寺院、指定文化財等を含む市内15 カ所にて展覧会が開催される。

また、アソシエイテッド・プログラムとして4 つの展覧会や関連イベントなど、様々なプログラムも充実。

今年は、連日競りが行われている地元の市場のエリアで国際的に活躍する作家の作品にふれるという日本でも例を見ない新たな試みがなされている。

写真祭を通じ京都の街の新たな魅力に触れて欲しいという思いからの選定だ。

 日本および海外の重要作家や貴重な写真コレクションを、京都という趣のある歴史的建造物やモダンな近現代建築の多い空間に展示するという、町を挙げての画期的なフェスティバルだ。

伝統工芸職人や最先端テクノロジーとのコラボレーションを実現するなど、京都ならではの特徴ある写真祭だ。

また、京都が一年でもっとも美しいこの春の季節に、約4週間にわたって開催されているKYOTOGRAPHIEは、ひとつの表現媒体であり、芸術的手法である「写真」への理解を深め、その可能性を伝えることを目的としている。

 このKYOTOGRAPHIEでは数々の教育プログラムを実施し、子供から大人、アマチュアからプロ写真家まで、写真を通して、芸術や建築、歴史文化などの関連分野にも造詣を深めていけるよう取り組みもなされている。

KYOTOGRAPHIE は、新たな試みに挑戦する企業からの支援を受けて、年々目まぐるしく飛躍的な成長を遂げている。

今年も企業からの支援及びコラボレーションの実現により、さまざまな方々が楽しめる多角的なプログラムが好評だ。

毎年、新たな会場が加わり、写真展を楽しみながら、知らなかった京都を発見できるのがありがたい。

 

☆プログラム

  1. ローレン・グリーンフィールド ★

GENERATION WEALTH

京都新聞ビル 印刷工場跡 (B1F)|入場料:無料

2. 森田具海 ★

Sanrizuka – Then and Now –

3. 小野 規 ★

COASTAL MOTIFS

堀川御池ギャラリー 1,2

入場料(2 会場共通):600 円(500 円)

4. フランク・ ホーヴァット ★

フランク ホーヴァット写真展

Un moment d’une femme

presented by CHANEL NEXUS HALL

嶋臺(しまだい)ギャラリー|入場料:無料

5. クロード・ディティヴォン 

パリ五月革命ー夢みた現実

NTT西日本 三条コラボレーションプラザ

入場料:無料

6. ジャン= ポール・グード ★

So Far So Goude

presented by BMW

with a special CHANEL × GOUDE highlight

共催:京都新聞

京都文化博物館 別館|入場料:1200 円(1000 円)

7. 深瀬昌久 

遊戯

誉田屋源兵衛 竹院の間 |入場料:1000 円(800 円)

8. ロミュアル・ハズメ ★

On the Road to Porto-Novo

ポルト・ノボへの路上で

誉田屋源兵衛 黒蔵|入場料:1000 円(800 円)

15 の展覧会を京都市内15 会場で展示

+アソシエイテッド・プログラムとして4 つの展覧会

★=来日・在廊予定アーティスト

入場料( ) 内は学生[ 大学・高校・専門生] 料金

9. ステファン・シェイムス ★ 

Power to the People

藤井大丸 ブラックストレージ

入場料:800 円(600 円)

10. リウ・ボーリン ★

Liu Bolin × Ruinart

y gion |入場料:無料

11. 宮崎いず美 ★

UP to ME

ASPHODEL |入場料: 600 円(500 円)

12. 中川幸夫

俎上の華

両足院(建仁寺内)|入場料:1000 円(800 円)

13. ギデオン・メンデル ★

Drowning World

presented by FUJIFILM

三三九(旧貯氷庫)|入場料:600 円(500 円)

14. アルベルト・ガルシア・アリックス ★

IRREDUCTIBLES

三三九(旧氷工場)|入場料:600 円(500 円)

15. K-NARF ★

THE HATARAKIMONO PROJECT”,

A N E X T R A - O R D I N A R Y TA P E - O -

GRAPHIC ARCHIVE

中央卸売市場第一市場 関連棟1011 号棟 南壁面

(壁面に常時展示)

KYOTO MAKERS GARAGE

株式会社マツシマホールディングス Kyoto BMW

本社

入場料:無料

Associated program

16. 蜷川実花

蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢

美術館「えき」KYOTO |入場料:一般900 円ほか

17. ジャック= アンリ・ラルティーグ

永遠の少年、ラルティーグ

―写真は魔法だ!―

細見美術館|入場料:一般1300 円ほか

18. 須田一政

日常の断片

ギャラリー素形|入場料:無料

19. 林 典子

立命館大学国際平和ミュージアム 2018

度春季特別展

ヤズディの祈り-林典子写真展-

立命館大学国際平和ミュージアム

入場料:一般400 円ほか

 

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NEWS!!!

 KYOTOGRAPHIEの多くの会場では、フラッシュなしの写真撮影が「許可」されている!

ルーブル美術館をはじめフランスやヨーロッパは、近年そのようになって来ている。

筆者がルーブル美術館の広報担当者に以前取材したところ、フラッシュでさえも名画に影響を与えるという科学的結果が出ていないから許可しているという。

先進国ではほぼ日本だけが制限をかけ、ハードルを高くしているのだ。

KYOTOGRAPHIEは、美術後進国、海外の状況なども見聞きもしない内向きの日本の美術界に風穴を空ける展覧会でもある。

皮肉できつい表現をしたのではなく、美術、芸術にもっと目を向け、もっと多くの人に芸術に親しんでいただき、そして楽しんでいただきたいからその基盤をプロフェッショナルが整えるべきだろう、という考えからだ。

何が自分にできるかを各自が考え、それぞれの人や組織が共に「UP」を実行する大変いい機会だ。

ぜひ、お見逃しなく。

 

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☆会期

2018 4 14 [ ] 5 13 [ ]

☆[チケット情報]

  ◎ チケットとパスポートは有料会場・インフォメーションブースにて販売 / 各会場1 回のみ有効 / 中学生以下は全会場無料

◎ パスポート〈会期中有効 / 全会場に各1 回のみ入場可能〉

一般 = 4,000 | 学生 = 3,000 円 団体割引(10 名以上) = 3,500

1DAY パスポート〈1 日限定 / 全会場に各1 回のみ入場可能〉

一般 = 3,000 | 学生 = 2,000 円 団体割引(10 名以上) = 2,500

主催

一般社団法人KYOTOGRAPHIE

共催:

京都市、京都市教育委員会

 

KYOTOGRAPHIE URL

   https://www.kyotographie.jp/

 

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